コストパフォーマンスで選ぶデスクトップBTOパソコン

■価格対性能比でお買い得なモデル

BTOパソコンには価格と性能のバランスがいいモデルというものがあります。
特にいろいろな機能が追加されたメーカー製パソコンに比べると、ショップブランドパソコンは価格と性能がそのまま直結することが多いので、価格と性能のバランスを見やすいのです。

また、BTOならば、バランスが悪く感じても、部分的にカスタマイズしてバランスの良いマシンにすることもできます。
バランスばかりを考えるだけでなく、自分に必要な部分を特化した強化してみるのもアリでしょう。

強化する際も、高性能なグラフィックボードに変えたなら電源も品質が良いものへカスタマイズするなど、バランスよくカスタマイズよう心がけると長く安定して使えるカスタマイズができるでしょう。

前置きが長くなりましたが、ここでは価格対性能比の優れている価格帯のモデルを紹介していきたいと思います。

■5万円前後の低価格モデル

いつごろからか、ショップブランドパソコンで低価格の定番として5万円弱のいわゆる「ヨンキュッパ」のパソコンが登場していました。
どちらかというと初期の頃は、価格のインパクト優先でそのまま使うにはメモリが足りないと感じることもしばしばありました。

現在はOS込みでも4万円弱のモデルもありますが、その分ヨンキュッパモデルは性能に余裕が出てきているので、そのまま普段使うにも不足が無いスペックとなってきています。
もっとも、少しカスタマイズするとより理想に近づくということも多いので、5万円弱のモデルを少しカスタマイズして5万円台前半ぐらいの予算を見ておくのが安心です。

この価格帯は、ミニタワーやスリムタワーが多いので、拡張性が必要かどうか考えてどちらがいいか選びましょう。

オススメモデルは

・ドスパラ Prime Magnate IM

この価格帯ではひとつ抜けたスペックを実現しています。
お買い得なOfficeセットモデルや液晶セットモデルもあります。

他のメーカーで挙げるならば

・ツクモ eX.computerAeroStreamミニタワーモデル
・エプソンダイレクト Endeavorシリーズ

あたりがオススメです、どちらも使いやすいモデルとなっています。
ツクモのAeroStreamは電源をカスタマイズしておいて、後で高性能なグラフィックボードを追加するのも向いています。
エプソンダイレクトのEndeavorはミニタワーとスリムタワーが選べるため設置場所の広さに合わせて選ぶことができます。

以前は性能不足に感じたこれらの価格帯も今では実用十分なスペックが手に入るようになりました。
他のショップでもこの価格帯はお買い得なモデルばかりとなっています。

■価格と性能のスイートスポット、ミドルレンジモデル

パソコンのパーツ、特にCPUにはお買い得な価格のモデルというものがいつの時代でも存在します。
そういったCPUは自作市場でも売れ筋の中心的存在となり、BTOでもそのCPUを採用したモデルは人気のモデルとなります。

これらのモデルで、現在の流行はお買い得なCPUに加えて、グラフィックボードとSSDがポイントとなっています。

CPUの性能を生かすには、グラフィックボードの性能も重要で、さらに現在ではHDDよりも高速な記録装置であるSSDを搭載することでパソコンの中で遅い部分を無くすことができます。
SSDが標準で搭載されていることは少ないので、カスタマイズでSSDを搭載し、追加HDDで大容量HDDを追加するのがオススメです。

メモリの容量も重要なのですが、現在はメモリ価格も下がってきているので、このクラスになると元々多目に搭載されています。

この価格帯では、ショップブランドならばどのショップでも主力商品となっており、ゲーミングモデルでもこのクラスは多くあります。
非常に豊富な選択肢があり、カスタマイズの幅も広いので、しっかりと予算を用意している人ならば、このクラスをカスタマイズして、理想のマシンを注文するのがベターでしょう。

オススメのカスタマイズは、後々の拡張をするなら電源をアップグレードしておき、グラフィックボードやHDDの複数台に対応しておけるようにしておければ扱いやすいでしょう。
SSDが搭載されていないのであれば、SSDの追加をぜひともオススメしたいところです。

このクラスはどこのショップでもオススメですが、一例を挙げると

・ドスパラ Prime Monarch
・マウスコンピューター MDV ADVANCE
・フェイス PASSANT

の10万円前後モデルがオススメです。
カスタマイズするなら、8万円ほどのモデルを選び、カスタマイズでSSD+大容量HDDの構成に変更してみるのがオススメカスタマイズです。

このクラスになると高価になり、長く運用することになるでしょうから、オプションの長期保証に加入しておくのもオススメです。

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