パソコン用のサウンドカードの種類はいろいろ

パソコンにおいては、映像や画質に比べて音はあまり重視されておらず、マイナーなパーツという印象が強くあります。
そもそも、最近のパソコンに搭載されているサウンド機能は非常に充実しており標準のままでもかなり豊富な機能を備えています。

そのため、サウンドカードを増設するのならば、高音質を目指すか、特別な機能を求めるかのどちらかになります。

サウンドカードのパソコンへの接続方式は、内蔵ならばPCI接続、PCI Express接続のものがあり、外付けだとUSB接続の他、IEEE1394接続のものも豊富にあります。
外付けの方がノイズには強いですが、高級なサウンドカードならば内蔵のモデルでも回路の銅製のシールドが付いているなどのノイズ対策が施されています。

また、サウンドカードはそれ単体で活用するものではなく、スピーカーやヘッドフォンなどへの出力端子、マイクや外部プレイヤーから音を取り込む入力端子も重要です。
当然ですが、サウンドカードだけでなくスピーカーやヘッドフォンもそれ相応のものを導入しないと高音質は楽しむことができません。

■サウンドカードの用途

サウンドカードを大きく分けると

・安い物
・再生音質に優れた物
・ゲーム用途に向いた物
・録音に向いた物

といったところに分かれ、自分に必要な物を探すことになります。

安い物に関しては、とりあえず音を鳴らすといった程度のものや、特定の機能がある場合です。

前者はもともとパソコンに搭載されているサウンド機能が故障した場合やサウンド機能のないサーバーマシンで音を鳴らす場合に使われることが多く、後者はステレオミキサーの機能やボイスチェンジなどのサウンドエフェクトの機能があるものを安価に利用するために使われます。
どちらも性能にこだわらない場合はなかなか有用です。

再生音質に優れたものに関しては、ONKYOの製品が有名ですが、基本的にある程度のサウンドカードになれば、元々パソコンに搭載されているサウンド機能に比べるとかなり高音質になります。
音楽用途では、スピーカーなら2chのステレオRCA出力端子、ヘッドフォンならヘッドフォンアンプ機能が欲しいところです。

ゲーム用途向けではCREATIVEのSoundBlaster X-fiシリーズが有名です、ゲーム以外の機能も充実しており迷ったらとりあえずコレといえるほどの製品が揃っています。
また、CREATIVE社の純正品でなくとも、X-fiのサウンドチップを採用したものならばゲーム機能に関してはかなり充実しています。

録音向きのものは、さらに細かく、録音したい楽器や機器によって選択することになります、FON入力端子やマイクプリアンプ機能、ミキサーなどの録音に特化した機能があると録音向きといえます。

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