目的にあわせた機器を購入しよう

■目的に合わせたネットワーク機器

ネットワーク機器も様々な種類があります。
自分の環境に合わせた機器を導入して、最適なネットワーク環境を構築しましょう。

まずは、必須のモデムですが、モデムは基本的に回線事業者やプロバイダから貸し出されます。
月々の使用量に機器レンタル料も含まれており、機器のバージョンアップがあったり、故障の際は素早く交換対応してもらえます。

WiMAXやe-mobileのようなモバイルブロードバンドならば、機器を購入して契約ということもあります。

もっとも基本的な機器がモデムで、この他には、1回線に複数の機器を接続するためのルーター、接続ポートを増やすためのスイッチングハブ、無線LANの親機となるアクセスポイントなどがあります。

それぞれの製品は速度や機能も様々な製品が出ており、複数の機能が統合された製品も少なくありません、たとえば、現在一般的なルーターにはほぼスイッチングハブも搭載されています。

モデム自体にこれらの機能がまとめられていることも多く、モデムにルーターが搭載されてさらに4ポートのハブが搭載されている製品が現在は多いようです。

■プラスαで購入する機器、無線LAN

それでは、一般家庭でもよくある購入事例からいくつか機器を挙げていきましょう。

まず、定番の「無線LANで機器を接続する場合」

無線LANを使用するには、無線LANルーターが必要となります。
プロバイダから、無線LAN機能搭載のモデムがレンタルできる場合もありますが、月額利用料が高くなってしまうというデメリットがあります。
一般的には、無線LANルーターを買い求める場合が多いようです。

無線LANルーターは、無線LANのアクセスポイントとなる機能を持っている、いわゆる親機です。
無線LANでパソコンなどを接続する場合は、パソコン側にも無線LAN機能が必要なので注意しましょう、ノートパソコンや携帯ゲーム機などはだいたい無線LAN機能を持っていますが、デスクトップパソコンはほとんど無線LANを搭載していません。

無線LANをパソコン側で使うための子機はUSB接続やPCカード接続などであり、親機とセットになっているものもあります、パソコン側に子機が必要な場合はセットになっているものを選ぶと設定もしやすく簡単でしょう。

■プラスαで購入する機器、スイッチングハブ

この次によくあるのが、パソコンの台数を増やしたら「ポート数が足りなくなった場合」

現在の、プロバイダから貸し出されるモデムは4ポート程度あるのが標準で、ポート数は十分あるように感じますが、実際はパソコン以外にもテレビやゲーム機などLANでネットワーク接続する機器自体が増えているため、ポート数が足りなくなることはよくあります。

こういった場合は、ブロードバンドルーターとスイッチングハブを利用するとポート数を増やすことが可能です。
もっとも、複数個のLANポートを備えたモデムはルーター機能を持っている製品がほとんどで、スイッチングハブだけ追加すれば問題ない場合が多いようです。

この他、モデムから離れた部屋に複数台のパソコンを設置する場合など、モデムから長いLANケーブルを何本も引くよりも、1本だけケーブルを引いて、複数台パソコンを設置する部屋でポートを分けた方が便利な場合もあります。

これらの場合は、モデムの初期設定が済んで入れば、2台目以降は設定をしなくてもそのままネットワークに接続できる場合がほとんどです。

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