便利な小物を最大限利用しよう

パソコンのパーツではその他にも便利な小物類も多くあります。

定番でいえば、ファンの回転数を制御するファンコントローラーです。
ファンコントローラーにファンを取り付ければ必要に応じて回転数を変えられるため、普段は静かに、負荷の大きい作業では回転数を上げて冷却というようなことも簡単にできます。
ファンコントローラーは見た目もかっこいい製品が多いのでゲーミングマシンのドレスアップなどにもオススメです。

次にHDDを頻繁に交換する人に便利なのが、5インチベイ内蔵のリムーバブルケースです、HDDをケースの前面から簡単に出し入れすることができます。
専用のカートリッジを使うタイプから、HDDをそのまま裸で出し入れするタイプがあります、カートリッジ式はHDDを衝撃から守りコネクタなども保護できる点が利点で、HDDをそのまま使うタイプはお手軽さが利点です。

このふたつがよく使われる定番の小物パーツでしょう、どちらも使い始めるとやめられない便利さがあります。

この他、好きな場所にファンを付けられるスポットクーラー、5インチベイに引き出しを取り付ける5インチベイ小物入れ、内部のUSBピンヘッダやSATAポートをフロントパネルに引き出すベイアクセサリーなどはパソコンによってはかなり便利です。

■インターフェースカードとLANカード

拡張カードの定番としては、インターフェースカードというものもあります。
PCIやPCI Expressスロット、ノートパソコンのPCカードスロットなどに取り付けるもので、USBやSATA、IEEE1394のポートを増やすことが可能です。

最近では、USB3.0やSATA3などの新しい規格のポートが登場しているため、これらのポートが無いパソコンにインターフェースカードで増設するということが増えてきています。

他にはLANカードなどもあります、デスクトップで無線LANを使用したり、GigabitLANのカードを利用する他、安定性の高いチップが搭載されたものを使用する場合があります。

これらのインターフェースカードやLANカードは、マザーボードに元々搭載されているチップと使用したい機器との相性が悪い場合などに使用する場合も多々あります。
故障などで部分的に不具合が出たときに、わざわざパソコンやマザーボードを交換するほどでも無い場合などはこれらのカードを使用して対応することもよくあります。

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