■BTOパソコンをDIYでカスタマイズするならココ
自由にDIYでカスタマイズできるといっても、なんでもかんでもカスタマイズすればいいというわけではありません。
「こういうカスタマイズをしたい」という目的や目標があればそれでいいのですが、そうでないのならば、とりあえずは「定番カスタマイズ」をしてみるといいでしょう。
一番多いカスタマイズは、HDDの増設や交換です。
最近では、SSDへの交換も人気がありSSD搭載パソコンは格段にドライブの読み出し速度が速く性能アップのポイントです。
メモリの増設も定番です、Windows7以降は64bitOSが主流になりメモリ容量の制約が無くなったため、メモリ容量も増えており大容量搭載が可能になりました。
価格も安くなっており気軽に大容量を搭載できます。
3Dゲームを楽しむ、ゲーマーならば、グラフィックボードの交換や増設は定番中の定番です。
電源容量さえ余裕があれば、交換作業自体は簡単な部類に入り、新製品も絶えず登場しているもっとも交換の需要が高いパーツです。
これらの性能面以外にも、機能を拡張するパーツも多くあり、特にテレビが見れるようになる、地デジチューナーの拡張カードは人気が高いパーツです。
他には、静音化や冷却性を改善する、ファンやクーラーも人気があるパーツです。
■あまりオススメできないCPUの交換
前述の定番ではオススメのパーツを紹介しましたが、反対にあまりオススメできないカスタマイズもあります。
それは「CPU」の交換です、CPUの交換は一見効果的に思えますが、ここ最近のCPUは世代毎の互換性が無く、CPUだけ最新に交換というのは難しく(実質不可能)なります。
CPUは世代毎の性能差が大きいため、最新に交換できないのであれば、あまり交換の意味がありません。
大体の場合はCPUを新しくしようと思うとマザーボードとまとめて交換することになり、難易度が跳ね上がります。
もっとも、古い世代でCPUを交換するよりも、性能の向上は実感できます。
マザーボードの交換はパソコンを1から組み立てるよりも手間が掛かるため、注意しましょう。