ウイルスでパソコンが壊れても修理できない!?

パソコンの修理に関する質問でよくあるのが
「コンピューターウイルスで壊れたときも保証の対象内?」
「コンピューターウイルスで故障したら修理に期間や費用はどれくらいかかる?」
といったコンピューターウイルスと修理に関する質問です。

結論からいうと、コンピューターウイルスによる被害では、基本的に「修理に出す必要はない」ということになります。
なぜ、コンピューターウイルスによる故障では修理に出す必要がないのかというと、パソコンの工場修理というのは、ハードウェアの故障を修理するためのものです。

コンピューターウイルスなどが原因のソフトウェアによる故障は、ほぼ全て修理に出さなくても修復することが可能です。

ソフトウェアが原因の故障は、最終手段として、パソコンを出荷時の状態に戻すパソコンのリカバリ、OSの再インストールを行えば解決することができます。
パソコンの中のデータは消えてしまうことになりますがソフトウェアが原因であればリカバリ、OSの再インストールで直ります。

もっとも、リカバリ、OSの再インストールは最終手段です、ウイルスが原因の場合は大抵セキュリティソフトのウイルススキャンと駆除でなんとかなります。
普段からセキュリティソフトでセキュリティに気を付けていればリカバリしなくてはならないほど致命的な事態にはそうそう陥らないでしょう。

■リカバリディスクの作成を忘れずに

パソコンのリカバリ、OSの再インストールをするには、HDD内にリカバリ領域、もしくはリカバリディスクが必要になります。

このリカバリ領域や、リカバリディスクの中にパソコンを出荷時の状態に戻すためのデータが入っており、それらがないとリカバリできません。

HDD内のリカバリ領域は、HDDのパーテーション変更や削除などをしてしまうと消えてしまいますし、HDDの故障で使用できなくなることもあります。
また、リカバリディスクは大体のメーカーで、標準では付属せず、ユーザー自身で作成するようになっています。

肝心なときにリカバリ領域やリカバリディスクがなくて、リカバリできないということがあります。
そうならないためにリカバリディスクはパソコンを購入したらすぐに作成するようにしましょう。

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