■モニタを接続するためのディスプレイアダプタ
本来モニタは、オンボードグラフィックや、グラフィックボードなどのGPUから接続するものですが、USBのディスプレイアダプタでも接続可能です。
ディスプレイアダプタはかなり変わった周辺機器で、USB接続でモニタを接続することができ、モニタを簡単に増設してマルチモニタを可能にします。
様々なメーカーから発売されており、接続方式や対応解像度、最大接続台数などが違ってきます。
ただし、どれもとりあえず画面を映す程度の性能で、値段もグラフィックボードと比べると高価です。
デスクトップパソコンでマルチモニタを常用するのならば、グラフィックボードを増設したほうが有用です。
そのため、用途としては小型のパソコンやノートパソコンでグラフィックボードを増設できない場合や、一時的にマルチモニタにする場合に使用します。
グラフィックボードにプラスしてさらにもう一台という使い方も悪くありません。
もっとも、近年では、オンボードでマルチモニタを可能なパソコンも増えているため、マルチモニタを意識するならば、あらかじめパソコンの仕様を確認しておいたほうがいいこともあります。
■小型のサブディスプレイ
USB接続でモニタを増設する場合は、6〜10インチ程度の小型のサブディスプレイというものもあります。
USBで接続するだけで簡単に使えるモニタで、解像度も低いのですが、ペイントソフトのツールボックスや、細かい資料を表示するには便利な周辺機器です。
画像を表示しておくデジタルフォトフレームのように使えるものもあり、SDカードを挿入して中に保存されている画像をスライドショーで表示できる製品もあります。
値段は手ごろで、簡単に使うことができます、マルチモニタは大仰だけど、小型のモニタを付けたしたいという人はこういったサブディスプレイもオススメです。