電気代が怖いけど大丈夫?

ゲーミングパソコンは高性能パーツを満載しています。
そして、CPUもグラフィックボードも消費電力が大きいパーツです。

例えば最新のGeForce GTX980は最大で165Wもの電力を消費します。
それ以上の200Wオーバーのグラフィックボードもあります。

そうなると、気になるのは電気代でしょう。

高性能パソコンの消費電力はかなり大きく、数百ワットの電力を消費するのですが、
常にその電力を消費しているわけではありません。

実際には、パソコンのパーツは常に大量の電力を消費しているわけでなく、負荷がかかった時に大きな電力を消費します。

高性能パーツを詰め込んだゲーミングパソコンと言えど、通常時は普通のパソコンと同じぐらいの消費電力です。
アイドル時は一昔前のパソコンと比べても消費電力が少ないくらいです。

起動しているが、何の作業もしていない状態をアイドル状態と呼びます。

結局のところは、どれくらい負荷のかかる作業をやるかによります。
要するにゲームを長時間プレイしているとそれなりに電気代がかかるという当たり前の回答になります。

しかし、電気代を気にして中途半端なパソコンで我慢しながらゲームをするというのも本末転倒です。
パソコン1台でそう電気代が何万円もかかるようなことはありません。

確かに電気代は多少高くなるかもしれませんが、そこまで神経質になるほど極端には変わりません。

もっとも、世の中には一人で複数台のゲーミングパソコンを使ってプレイしている人も居て月に数万円電気代を払っているヘビーゲーマーも居ますが、そこまでゲームにのめり込めるのならそれはそれで幸せでしょう。

話をまとめると、

  • 確かに電気代は高くなるが、1台ならあんまり変わらない。
  • 普段使いする程度なら普通のパソコンと同じぐらいの消費電力。
  • 台数が増えると電気代は高くなる。

となります。

効率のいい電源があればコストカットできる

パソコンの消費電力は、各種パーツをどれくらい搭載しているかと、後は電源の効率によります。

電源の項目でも触れましたが、効率の良い電源を使っていると、電気を無駄に消費せずに済むので、省電力化に効果があります。

その傾向は消費電力が大きくなればなるほど顕著なの、高性能パソコンになるほど電源の重要性は、耐久性と安定性に加えて、消費電力の関係からも高くなります。

300W消費するパソコンだと5%の効率差でも15Wの違いになりますから電源の効率はかなり重要です。

電気代を気にするなら、電力効率の規格である「80PLUS」に注目すると良いでしょう。

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