オススメPCゲームを紹介している時に、何度かCPUクーラーのカスタマイズをオススメしました。
オススメしておいてなんですが、CPUクーラーの効果について疑問視している人も多いかと思います。
せっかくなので、CPUクーラーがどういうものか簡単に説明したいと思います。
CPUクーラーはその名の通りCPUを冷却するための冷却パーツです。
CPUは非常に多くの電力を消費しているため発熱も大きく、CPUクーラーで冷却してやる必要があります。
構造としては、ヒートシンク(放熱板)に冷却ファンが取り付けられています。
CPUクーラーは標準でも、メーカーが設計した標準的なリテールクーラーが搭載されていますが、
このリテールクーラーは小型で「多少の余裕を持って冷却できればいい」程度の性能しかありません。
冷却性能に多少の余裕を持っているとはいえ、真夏だとかは熱暴走をする可能性もありますし、負荷がかかるとファンが高速回転して非常にうるさいという難点があります。
特にゲームのように長時間負荷のかかる用途で使うとなると、常にファンが爆音を発しているような状態で、長時間プレイだと冷却の「多少の余裕」も突破して熱暴走を起こす可能性も高くなります。
高性能なCPUクーラーになると、これらの問題が一挙解決します。
よく冷えて、音も静かで快適なパソコン生活ができること間違いなしです。
難点はその大きさ
高性能CPUクーラーは、だいたいが大きいです。
最近は簡易水冷式のクーラーが登場して、そこそこ小型でも冷却性能を確保できるようになりましたが、基本的に高性能CPUクーラーはデカブツです。
この大きさのため、マザーボードやケースの形状によっては取り付けられなかったり、取り付けるのがやたらと難しかったりします。
しかし、一度取り付けてしまえば、その先ずっと快適に使えるので、最初はリテールクーラーを浸かって後で取り替えるより、最初からカスタマイズで高性能なモノを取り付けておいた方が効果的です。
効果的で、なおかつ後から取り替えるのがめんどくさい、この二点がオススメカスタマイズとして挙げる理由です。
もっとも、ゲーミングパソコンにおける、リテールクーラーの爆音を知らないと、このありがたさもわかりにくいのですが…