まとめ

RAIDはドライブの信頼性や速度、コストパフォーマンスを改善するのにもってこいですが、きちんとツボを押さえないと逆効果になることもしばしばです。

RAIDの種類をまとめると

・RAID 0
 高速化、最低2台から、信頼性は下がる

・RAID 1
 冗長性向上、最低2台から、容量が少ない

・RAID 5
 速度と冗長性の両立、最低3台から、単体で使うより容量は減る

・RAID 6
 RAID5の発展系、RAIDカードが必要で導入にコストがかかる

・RAID 10(01)
 速度と冗長性の両立、最低4台から、容量が少ない

それぞれの長所短所を把握して自分の環境にあったRAIDを構築しましょう。
現在の環境でオススメを挙げるならばデータ用ドライブにRAID 10がベターではないでしょうか、容量自体はそう容量の半分ですが、HDDの大容量、低価格化している現在ではさほど痛手ではなく、むしろ大容量化の弊害で、HDDの故障による大量のデータ喪失の方が総容量が半減するよりもよっぽど痛手といえます。

RAID 10ならば、チップセットで標準対応していることも多く、HDDの台数さえ揃えることができるのであれば気軽に導入可能です。

この他では、OSインストール時にドライバのインストールが必要で、あらかじめドライバを用意しておかなくてはならないという点です。

これらに注意して、RAIDを有効活用してください。

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