A違うところもあります。

NTTの提供するフレッツ光とKDDIのauひかりはどちらも全国区の光回線サービスです。

歴史的背景がかなりややこしいので、かいつまんで説明しますが、NTTのフレッツ光は元々が大手の電気通信サービスを提供している全国区のネットワークを持つサービスです。
NTTは東西でサービス内容に差がありますが、非常に広い範囲でサービスが提供されています。

KDDIのauひかりは、電力会社など色々な通信事業者が合併統合、業務提携したり、NTTの使っていない回線を借りたりなどでサービス提供しています。

NTTのライバルであり、同じく全国区のサービスですが、フレッツ光に比べてサービス範囲は限られていて、また、同じKDDI系列の会社や業務提携している回線業者が入っている地域ではホームタイプが選べないということもあります。

このため、どちらかというと、NTTのフレッツ光の対抗として、「auひかりを始めとするその他の回線業者」と表現したほうが正しいかもしれません。

借りていても同じじゃない

auひかりやNURO光などは、NTTの使用していない回線を借りて事業を行っていますが、かと言って、同じサービスではありません。

例えば、NTT東日本は、200Mbpsの通常のプランと、1Gbpsの高級なギガプランがありますが、auひかりはギガプランが標準です。
NURO光に至っては、NTTよりも速い2Gbpsの速度を提供しています。

このように、NTTの回線を借りているからといっても、単純にフレッツ光の方が上だというわけではないので、結局のところは、どの回線業者がどんなサービスを提供しているかが重要です。