外付けHDDは内蔵HDDとは違い、簡単に接続することができ、繋ぎかえることで他のPCとのデータのやり取りが簡単です。
パソコンのケースのふたを開けるのに抵抗のある人や、ノートパソコンや拡張性の無い液晶一体型やスリムタワーパソコンを使っている人には外付けHDDがHDD増設の選択肢になります。
*外付けには、最初からHDDが入っていてそのまま使えるものと、ケースにHDDを取り付ける製品がある
外付けHDDは一般的には、内蔵HDDよりも増設が簡単ですが、外付けHDDならではのトラブルに見舞われることもあります。
一口に外付けといっても接続方式はさまざまで、速度や使い勝手も製品ごとに変わってきます。
外付けHDDの接続方式「USB」
一般的な外付けHDDの接続は、PCに直接接続する方式と、間接的に接続する方式があります。
PCに直接接続する方式ではUSB、eSATA、IEEE1394などがあります。
*左からeSATA、IEEE1394(6ピン)、USB2.0、一般的にはUSBのポートは多くついている
もっとも一般的な方式はUSBです、世代によって速度が違い、現在はUSB3.0が主流で速度は5Gbpsとなっています。
従来のUSB2.0も普及してた期間が長かったため、まだまだ数が多くあります、速度は480Mbpsです。
*USB3.0のポート、USB3.0は2.0と見分けるために青い色をしている
USBは世代ごとに下位互換があり、USB3.0の機器をUSB2.0のポートに接続してもUSB2.0の速度で動作します。
速度差は10倍にもなりますが、外付けには内蔵ほどの速度は求められないため、そこまで不便に感じる速度でもないでしょう。
USBの特徴としては、端子から機器に給電することができます。
USBフラッシュメモリなどの消費電力の少ない機器ならば端子からの給電のみで動作することも可能です。