突然ですが、我が家では毎年パソコンで年賀状を作っています!
唐突な始まり方ですが、年の瀬が近づくと、来年の年賀状のことを考えなくてはなりません。
今の時代、メールで済ませるというのも一つの手ですが、なんだか味気ないですし、メールで済ませる訳にはいかない相手も居るはずです。
そんな時はぜひ、パソコンで年賀状を作ってみましょう!
年賀状の作成には年賀状ソフトを使うのが手っ取り早いです。
今回は年賀状ソフトの紹介です!
※追記
自分で年賀状を作るのが面倒な人のために、
年賀状印刷のおすすめショップのまとめも書きました。
→年賀状印刷おすすめショップまとめ
年賀状ソフトってどんなもの?
実際には年賀状ソフトというより、大体のソフトは、はがきの作成ソフトなのですが、大体の場合は年賀状か暑中見舞いぐらいにしか使われないソフトです。
機能としては、住所録と表面の宛名印刷機能、裏面のレイアウト機能が主な機能です。
有償のソフトでは、更に年賀状用の素材集や、宛名や裏面の文章に使うフォントなどが収録されています。
年賀状ソフトは結構な種類がありますが、どのソフトも基本的な使い方は似たようなもので、どれを使っても簡単操作で年賀状を作ることができます。
中には、はがき作成ソフトから、来年の年賀状に特化した素材や機能のみをまとめたバージョンなどもあります。
年賀状ソフトの種類
年賀状ソフトにもいろいろあり、製品版、MOOK版、体験版、フリーソフトなど様々です。
おおまかに特徴を説明すると
製品版
機能が充実、レイアウトの自由度が高く思った通りの年賀状が作れます。
特に表面の宛名のレイアウトは自由度が高くかゆいところに手が届く機能性です。
素材やフォントが充実しているのもポイントで、人名漢字も網羅した毛筆フォントなどを使えばプロ顔負けの年賀状作りができます。
常用外の人名外字が使えるというのは格式や礼儀を重視する年賀状においては重要なポイントでしょう。
写真入り年賀状用の機能も充実しており、画像の切り出しや加工、写真レイアウトなど画像編集に関する機能が多数備わっています。
MOOK版
便利なのがコレ、年末になると書店やコンビニなどに並ぶ「お家で簡単年賀状」みたいな本です。
機能制限された簡易版のソフトと使い方が乗っている本のセットという感じの内容です。
素材も来年の干支など多く収録されていてとにかく便利です。
値段も安くて、身近なところで売られているのでお手軽に済ませたい人におすすめです。
体験版
製品版から機能を制限したバージョンです。
どれくらい制限されているかはソフトによりけりで、印刷できる枚数に制限がある場合などは、2,3枚印刷ぐらいなら大丈夫でしょうが、何十枚も印刷するのは無理です。
国内のメーカー製パソコンだとよくこの体験版がプリインストールされています。
買おうかどうか迷っているソフトがあるなら試してみる程度に考えましょう。
フリー版/フリーソフト
年賀状作成のフリーソフトも少なからずあります、機能制限されたフリー版もあれば、中には完全にフリーソフトとして開発されているものもわずかにあります。
もともとフリーソフトとして開発されているものはもちろん、機能制限されているソフトでも、充分年賀状を作成できます。
機能制限されたフリー版は、宛名のレイアウトや字体などでかゆいところに手が届かないということもありす。(そして製品版ならこの機能が使えますとか案内されます)
画像に凝る場合などは、撮った写真を他の画像編集ソフトを使って編集したり、ネットにある素材を集めたり、自分で絵を描いてみたりなど、このソフト以外も使ってみると、驚くほどハイクオリティな年賀状が作れます。
製品版ソフトをご紹介
簡単操作でかゆいところに手が届く機能、豊富な素材集、デジカメ年賀状用の画像編集機能の充実、人名外字まで網羅した豊富なフォント。
筆まめ
16年連続、主要パソコン店でのBCNランキングで販売本数No.1を謳う人気ソフトです。
通常の製品版の他、前のバージョンからのアップグレードや他社ソフトからの乗り換えに対応したアップグレード版、機能制限版の「筆まめSelect」や、その年の年賀状だけに特化した「筆まめSelect年賀編」などもラインナップされています。
機能充実でしかも簡単と使いやすいソフトです。
宛名面にも、デコレーション印刷できたりと、もらって嬉しい年賀状作りができるソフトですね。
約45万点という豊富な素材が利用できるのが大きなポイントで組み合わせてオリジナルの年賀状が作れます。
無料体験版もありますが、あくまで体験版で印刷は10分間に1枚制限などがあり、筆まめの体験版では実際の年賀状作成するのは無理があります。
筆ぐるめ
パソコン導入実績No.1を謳う人気ソフトです。
簡単モードやナビ機能などが搭載されていて、誰でもナビに沿って操作するだけで年賀状が作れるというソフトです。
通常の製品版以外に、年賀状版も販売されていて、その年の年賀状に特化した機能が使えます。
他にも宛名印刷専用版や、旧バージョンなど持っている人用のレイアウトやフォントなどの素材集もラインナップされています。
最大の特徴は、自宅にプリンターがなくても、オンライン印刷ができる機能で、印刷から投函までの注文までまとめてできる「ラクスル印刷」に対応しているということです。
筆王
GIK Japan調べで販売本数3年連続第一位を謳う人気ソフトです。
初めてでも簡単ナビ機能といった、簡単に作成できる機能があり、すぐに本格的な年賀状が作れます。
動画からの画像切り出し機能などの写真年賀状向けの機能も充実しています。
製品版の比較
ソフト名 | 筆まめ | 筆ぐるめ; | 筆王 |
---|---|---|---|
素材点数 | 45万点 | 2万点 | 30万点 |
フォント数 | 147書体 | 150書体 | 147書体 |
特筆すべき点 | 素材の多さと宛名のレイアウト優秀さ | 印刷サービス提携 | デジカメ年賀状の機能の充実 |
価格 | ダウンロード版:4,752円 パッケージ版:5,508円 |
ダウンロード版:4,309円 パッケージ版:4,309円 |
ダウンロード版:4,309円
パッケージ版:4,309円 |
フリー版/フリーソフト
機能や素材の数などは製品版に敵わなくとも、自分で素材集めなどできれば、無料で
はがき作家
はがき作家は有償版のProfessionalと無償版のFreeがあります。
他のソフトの無料版はホントに体験版という感じで、あまり実用的ではありませんが、はがき作家Freeは無償版にも関わらずかなり実用的なソフトです。
素材が少ない、表面のレイアウトが固定、宛名の外部データへの書き出しがができないなどの制限がありますが充分使えるソフトといえます。
素材を自分で用意できるのならばかなり有用です。
かくいう管理人もここ数年愛用しているソフトです。
有償版のProfessionalも他のソフトの半額ほどで購入できます、もっとも他のソフトと比べると素材は少ないので、素材目当てではなく、レイアウトにこだわりたい人ならオススメといった感じです。
はがきデザインキット
完全なフリーソフトとして開発されているのがこのはがきデザインキットです。
なぜに完全なフリーソフトとかというと、他のソフトは「ソフト自体」が製品なのに対して、はがきデザインキットは郵便局が作っているソフトです。
ソフトを買ってもらうのが目的ではなく、年賀状を利用してもらうのが目的なので、機能をフルに搭載したバージョンが無料で利用できます。
宛名面のレイアウト調整や、住所録の書き出しなど、他のソフトの無料版や機能限定版では制限されている機能も使うことができます。
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