ハードディスクドライブのパーテーション方式について

HDDのパーテーションには、「マスターブートレコード(MBR)」と「GUIDパーテーションテーブル(GPT)」という方式があります。

MBRは従来のパーテーション方式で、2TBまでのHDDで利用でき、パーテーションを4つまで作ることができます。
従来の方式なので、WindowsXP以前のOSも起動することが可能となっています。


 *下のドライブに注目、4つまでパーテーションを分けられる、4つ目は拡張パーテーションとなりこの中を論理ドライブとして分ける

基本的には2TB以下のHDDではMBR使うことになります。

GPTは新しいパーテーション方式で、2TBを超える容量のHDDも利用可能で、パーテーションも最大128個まで作成可能となっています。


 *下のドライブはGPTとなっている、パーテーションを4つ以上分けることができる

3TBのHDDなどはGPTでないと利用できず、MBRで使用すると認識できなかったり、小さい容量でしか認識されないという仕様があります。

また、GPTはOSが64bit版でマザーボードがUEFIに対応していないとOSが起動できないという点も注意が必要です。

現状ではOSの起動に制限があるため、パーテーションを大量に作成できるメリットよりも、2TBを超えるHDDを使うためのだけにGPTを利用します。

MBRとGPTの使い分けはHDDの容量が2TB以下か超えているかといったところになります。

HDDの交換・増設について

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