HDDの扱いにはベーシックディスクとダイナミックディスクがあります。
*上のドライブはダイナミックディスク、下のドライブがベーシックディスク
通常のHDDはベーシックディスクで扱われ、必要に応じてダイナミックディスクに変換します。
ベーシックディスクでは、1台のHDDをパーテーションで区切って複数台のHDDとして使用することができます。
作成できるパーテーションの数は前述の通りMBRで4つ、GPTで128個です。
WindowsVista/7ではこの数を超える場合は最後のパーテーションをボリュームという形で論理的に区切ることになります。
ダイナミックディスクでは、ベーシックディスクとは反対に、1ドライブに1パーテーションのみで、複数台のHDDに渡ってボリュームを作成できます。
ドライブの分割はパーテーションではなく、ボリュームという形で論理的に区切ることになります。
ベーシックディスクからダイナミックディスクへはいつでも変換できますが、その逆はHDDが空の状態でないといけません。
パーテーションの分割とボリュームの作成は似ていますが、OSはパーテーション毎にしか入れれらないため、複数のOSを1台のHDDに入れる場合はベーシックディスクでなくてはいけません。
*こういった注意がでる、現在ブートしているボリュームを除いて起動できなくなる、つまりWindows7以外にOSが入っていてもそのOSでは起動できなくなる
基本的には文字通りベーシックディスクで運用することになります。
ダイナミックディスクへの変換はくれぐれも慎重に行うようにしてください。