SSDは基本的にOSをインストールするシステムドライブとして使われるため、OSのインストールやリカバリが必要となります。
OSのインストールとしてはこれといって特殊な手順は必要なく、XPの場合AHCIドライバやRAIDドライバをフロッピーからインストールするという程度でしょう。
これはHDDでAHCIやRAIDを使う場合とまったく同じ手順です。
*XPの場合は、インストール画面のこの表示の時に「F6」キーでAHCIやRAID用のドライバのインストール画面に進む
*ドライバの入ったフロッピーをFDDに入れて「Enter」キーでインストールするドライバを選択できる
「HDD(ハードディスク)のフォーマットとデータのコピー方法」で紹介した「EaseUS Disk Copy」を利用してOSのインストールされたパーテーションを前のHDDからコピーするという方法もアリでしょう。
今回は、取り付けた「dynabook」でのリカバリの説明です。
リカバリは購入時の状態に戻す作業で、HDD内のリカバリ領域からリカバリする方法と、DVD-Rで作成したリカバリディスクからリカバリする方法があります。
SSDへ交換した場合は必然的に後者の方法をとることになるので、あらかじめリカバリディスクを用意しておきましょう。
*リカバリディスクとACアダプタを用意、パソコンのマニュアルも用意しておくと安心
リカバリディスクは、OSとドライバ類、初期インストールされたソフトなどがまとめられているため、DVD数枚分の容量があります。
その分リカバリには時間がかかりますので注意しましょう。