SATAは、現行の規格がSATA3となっており、転送速度は6Gbpsです。
一つ前のSATA2もかなり多く、こちらは転送速度は3Gbpsとなっています。
最初期のものがSATA1で転送速度は1.5Gbpsです。
これらはすべて同じ形状で、それぞれ互換性があり、SATA2のポートにSATA3のHDDを接続するとSATA2の速度で動作します。
*SATA2の3.5インチHDD、ひとつ前の規格で数も多く出回っている
*SATA3の3.5インチHDD、現行の規格でSATA2と形はまったく同じ
ごくまれに、互換性の悪い組み合わせがあり、そういった場合はひとつ遅い速度で動作させて対応させることも可能です。
動作モードの変更は日立のHDDは専用のソフトで、SeagateとWesternDigitalのHDDはジャンパーピンで設定します。
注意が必要なのは日立のHDDで、専用ソフトを使わなくてはならないので、HDDを認識できる別のパソコンで接続、設定してからでないと使えないということになります。
他にHDDが認識できるパソコンがないなら、SATAポートを増設する拡張カードをHDDと一緒にパソコンに増設してしまうのも手です。
SATAポートはマザーボードにもよりますが、だいたい4〜8個あります。
IDEと違いマスター、スレーブの設定は必要ありませんが、どのポートにどのHDDを接続してるか把握しておかないとトラブルが起きた場合どのHDDに問題があるのかわからなくなる場合があります。
特に同じ型番のHDDを複数搭載している場合はややこしくなります。
ポート番号が若い順にドライブレターを設定するなど工夫して管理しましょう。