HDDの交換作業は本体の種類によって難易度は変わってきますが、基本的には+ドライバー1本でこなせる作業です。
もっとも難易度が低いのはミドルタワーやミニタワーの筐体のデスクトップです。
静電気が心配な人には静電気防止手袋というものもあります、気になる人は使って見ましょう。
*静電気防止手袋、滑り止めもついている
作業の前に、本体の電源ケーブルをコンセントから抜いて数分間放置して、内部に溜まった電気を放電します。
この作業はHDDの交換に限らずパソコンをいじる場合の定番です。
放電が済んだらまずは、両側サイドパネルを外します。
*下のHDDを今回は交換する
次に交換するHDDの電源ケーブル、SATA(もしくはIDE)ケーブルを外します。
*ケーブルを外した状態
ケーブルを外したらベイのネジを緩めてベイから取り外します、この時HDDを固定していたネジをなくさないように気を付けてください、またHDDを落とさないように注意しましょう。
*上がネジとケーブルが付いた状態、下がネジとケーブルを外した状態
*ベイから取り外す
古いHDDを取り外したら、次は新しいHDDを逆の手順で取り付けます。
HDDをベイに取り付ける時はネジを一気に締めるののではなく、一度緩めに仮止めしてから力が均等にかかるように対角線上に締めます。
*4隅を固定する場合@ABCの順のように対角線で締める
ベイにしっかり固定できたら、次は外したケーブルを元通り接続します。
この時ケーブルの向きを間違えないように注意しましょう。
*SATAケーブル、L字型になっていて、端子の形に合わせないと刺さらない
*SATA電源ケーブル、こちらもL字型
間違った向きには刺さらないようになっていますが、気付かず力を加えると端子が折れてしまう恐れがあります。
最後に、今回作業したケーブル以外にも、内部のケーブルがケースファンに巻き込まれないか確認してからパネルを閉じましょう。