システムドライブの交換の準備
OSの入ったドライブを交換する場合は、交換した後にOSを入れていかないとパソコンが起動しないため、あらかじめOSを含めてデータをコピーしておくか、OSのインストールディスクやリカバリディスクを用意しておく必要があります。
*Windows7とXPのインストールディスク
OSデータをコピーする場合は、交換した後にすぐ使えるというメリットがあります。
ただし、OSまでコピーするには通常のWindowsのファイルコピー機能では難しいため、専用のファイルコピーソフトを利用したり、そのHDDからOSを起動していない状態で他のパソコンでデータをコピーするといった方法が必要になります。
また、交換が必要になるほど長年使っているHDDの場合、OSのデータ、レジストリなどにゴミや不要なファイルが溜まっている場合もあるため、多少手間でも一度きれいにした方が動作も軽快で速くなります。
OSを入れなおす場合は事前にOSのインストールディスクと各種デバイスドライバや、以前にインストールしていたソフトなどを用意しておきましょう。
ドライバやソフトはUSBフラッシュメモリなどにまとめておくと作業が楽になります。
もっとも、この機会に必要なソフトを整理しておくのもオススメです。
ドライバ類に関してはLANのドライバさえ用意できれば後はインターネットのメーカーホームページから入手することも可能です。
交換した後に、必要なデータを新しいHDDに移す準備もしておけば万全です。
データドライブの交換の準備
データドライブの交換はシステムドライブの交換と比べると事前の準備は簡単です。
考える事があるとすれば、古いHDDから必要なデータをどうやって新しいHDDに持ってくるかぐらいです。
データの量にもよりますが、DVDやBlu-rayなどの光学メディアに保存しておく、一時的に外付けHDDやオンラインのデータストレージサービスを利用する、古いHDDも一時的に接続するという方法があります。
特に、内蔵HDDをUSBなどで外付けする方法は、古いHDDをその後も外付けHDDとして有効活用できるため便利です。
*内蔵HDDを外付けHDDとして使うケース、USBで接続できる