オフィスソフトは新しいのじゃないのダメ?

みんな使っているMicrosoftOffice。
数年ごとにバージョンアップされ、今は登場したてホヤホヤなOffice2016というバージョンが最新です。

Office2000、XP、2003、2007、2010、2013、2016…

満を持してというか、割と例によって綺麗にかつ定期的に登場した2016。

Office2013が出荷停止になり在庫のみになったあと、Office 365 Soloが始まりましたが、Office2016はかなり違った形で販売されました。

従来のパッケージではなく、ダウンロード販売とレジを通すと使えるようになるカードのPOSA販売になりました。

iTunesカードみたいなものといえばわかりやすいでしょうかね。
インストールディスクは付属せずに、POSAカードを買った場合もMicrosoftの公式サイトからダウンロードする形になります。

なお、今回は新規インストール用のみの販売で、アップグレード版は販売されないということです。

問題は、このMSOffice、新しいバージョンを使わないといけないのでしょうか?

アップグレードにもお金がかかる

このOffice、バージョンアップにもお金がかかったりします。
しかも結構な金額…

正直なところ、いちいちそんな大金払ってバージョンアップしてられないというのが本音です。

バージョンごとに新機能が追加されてはいますが、この新機能も使うかどうかというと微妙なところです。
身も蓋もない言い方をしてしまうと、何が変わったのかわからない機能が大盛りだったりします。

もちろん、魅力的な機能ならば、バージョンアップに大金を払う価値あるのでしょうが、実際はそんなに使わない機能が多いという事のほうが多いと思います。

魅力的に見えても「値段に釣り合う機能」かどうかは…ということの方が多いでしょう。

しかも今回のOffice2016は、今まで販売されていた普通のパッケージよりも安いアップグレード版が販売されていません。
余計に高い金額がかかります。(まぁ今までも散々アップグレード版でも高いって言われてましたが)

そういう場合は別に無理にバージョンアップする必要はありません。
旧バージョンもセキュリティアップデートが提供されている間は安全性も保証されますしセキュリティの面でも別に問題ないでしょう。

Officeソフトに限らず、ソフトウェアのバージョンアップは、メーカーの都合の問題で、ユーザーは機能に不足を感じなければ別にいちいちアップグレードしなくても大丈夫です。

なお、これらの結構な金額のかかるアップグレードは、「Office2013」や「Office2010」などの従来のパッケージの話です。
それぞれのバージョンが単品で販売されている製品だった場合です。

サブスクリプション版のOffice 365 Soloでは、月額料金で利用し常に最新のバージョンのOfficeにアップデートすることができます。
だからといって、すぐにアップグレードすればいいのかというとそういうものでもありません。

割と切実な互換性の問題

ユーザーはいちいちメーカーの都合に合わせてバージョンアップしなくてもいいと言った後に手のひらを返すみたいで気が引けますが、バージョンアップしなくては不都合なこともあります。

それは互換性の問題です。
Officeでいえば、2003から2007になった時に大幅な仕様変更があり、標準のファイル形式がxls形式からxlsx形式に変更になったりと互換性にも問題が発生したことがありました。

2007の形式で作ったファイルが2003で使えないなど使用に制限がかかる場合もあります。
日記や家計簿を付ける程度場合や、ファイルままではなく印刷してからしか使わないというように、他人のファイルをやりとりしないというのなら問題は少ないのですが
他者とファイルのやりとりをする場合に、問題となることがあります。

片方が2003でもう片方が2007だった場合に、2007で作ったファイルが2003では開けないということがありました。
バージョンの違いが大きくなればさらにこの問題は大きくなります。

もっとも、2003と2013だったら10年も違うんだからそりゃソフトの互換性にも問題出てくるだろうって話ですが
現実的な話をすると「別に最新でも2003でもやってること変わらないだろ」って使い方しかしてないことも多々あります。

それに同じ10年でも、2007と2016だったら、そんなに変わらないんじゃないかという気がします。

以前もこぼしたことがありますが、実際のところ、管理人は未だにOSがXPでOfficeのバージョンが2003のマシンをオフライン専用で運用していたりもします。

今は2016が出たばかりなので、余計に今まで開けたファイルが開けないという互換性の問題があるかもしれませんね。

ユーザーインターフェイスの変更

Office2003から2007への変更は、WindowsXP世代のOfficeからWindowsVista世代へのOfficeのバージョンアップでもあります。

WindowsXPからWindowsVistaで大幅に見た目が変わったのと同様に、Officeも2007からリボンインターフェースという新しいインターフェースに変わりました。
インターフェースが変わると使い勝手も変わります。

公式からすれば、いままでごちゃごちゃと雑然としていたものを整理整頓して使いやすくしたのでしょう。

しかし、ユーザーからすると、使い慣れていたインターフェースが変更されて使いにくく感じることもしばしば。
「今までここにあったボタンどこに行ったの?」という思いをすることがあります。

とはいえ、慣れているから使いやすいだけということもありえます。
新しいインターフェースは新しいインターフェースで、人間がより使いやすいようにできており、新しくOfficeを触れる人なら新しいインターフェースの方が使いやすいと感じるのではないでしょうか?

個人的な意見を述べさせてもらうと、新しいのも古いのも、どちらか好きな方を簡単に選べれば話は早いのですが。
新しいバージョンになって追加した機能の関係もあるのか、そう簡単にはいかないようです。

今後大きなバージョンアップがあったらどうする?

MSOfficeのバージョンは、大きく分けると97?2003、2007?2013に分けられます。
2016に関しては、2013とそこまで大きく違わないので、2007〜2016という括りでもいいかもしれません。

97と2003なら多少の機能の差や見た目の性能の差はあれ、似たように使うことができますし、2007と2013でも同様です。

しかし、2003と2007だと使い勝手が結構変わってきます。
今後もこういった大幅に使い勝手が変わるバージョンアップが入る可能性も無きにもあらずといったところです。

常に最新版にアップグレードできるOffice 365 Soloを使っているなら、2010から2013、2013ようなそこまで使い勝手が変わらないアップグレードなら行っても問題ないでしょう。
逆に大きく使い勝手が変わりそうなアップグレードなら少し考えものです。

現在は、2016がリリースされた直後なので、自分の周りでどれだけか2016を使っているかも判断基準になりそうです。
周りがみんなまだ2013を使っているのに、自分だけ2016にしてしまうと、不都合が発生する可能性もなきにしもあらずです。

これを踏まえて、個人的な意見ならば、大きく3つの選択肢を考えられます。

  • 早めにバージョンアップして慣れておく
  • 使い慣れているバージョンをそのまま使い、周りの状況に合わせてバージョンを上げる
  • いっそのこと他のOfficeソフトに乗り換える

こういった選択肢が考えられます。

早めにバージョンアップして慣れておく

Office 365 Soloの常に最新のOfficeにアップグレードできる利点を生かして、最新版がリリースされたら早めにバージョンアップして、新しいバージョンにいち早く慣れておくというのは悪くない考えです。
今なら2016にしてしまうということですね。

もっとも、前述の互換性の問題もあり、他の人とデータをやりとりする時に、ファイル形式を旧バージョンのもので使うなど気を使ってあげる必要があります。
そういった互換性の問題を気にしていると、せっかくいち早くバージョンアップしたというのに、新機能を全然活用できなかったりもしますが…

使い慣れているバージョンをそのまま使い、周りの状況に合わせてバージョンを上げる

2番めの方法は一番無難な方法です。
使い慣れたバージョンをひとまず使い続けて、周りの評価などを気にしつつ適当なところでバージョンアップするという方針です。
2016が出たばかりなので、様子見の時期ではないかと思います。

周りの人の評価をリサーチしながらバージョンアップすれば間違いにくい選択肢となります。

  1. 評判が良ければバージョンアップする
  2. 評判が悪ければしない
  3. 周りに使っている人が多くなってきたならする
  4. 使っている人が少ないならしない

といったように、状況に合わせておけばいいでしょう。
なんだかんだで、Officeソフトはデータをやりとりする他の人の状況も重要です。

とりあえず、迷ったら現状維持でどうぞ。

いっそのこと他のOfficeソフトに乗り換える

そして、まさに第三の選択といえる、いっそのこと他のOfficeソフトを使うという方法です。
大幅なバージョンアップを機に、値段が高いMSOfficeから脱却してしまおうという大胆不敵な方策。

根本的な解決になってない気がしますが、他のOfficeソフトへの乗り換えは最近では企業や地方自治体の有力なコストカットの手段となっているそうです。
新しいバージョンのMSOfficeが出たタイミングなら、新しいバージョンに慣れる労力も、別のソフトに慣れる労力もそんなに変わらないだろという考えです。

LibreOfficeなどはMSOfficeとの互換性も高く、このOfficeを標準ソフトとして採用している団体も多いので乗り換える価値があります。


↑パッと見大して変わらないでしょう

サポートが終了しセキュリティアップデートの提供がが終了した場合は注意

アップグレードしようが、現在のバージョンを継続しようが、他のソフトに乗り換えようが自由ですが、ひとつだけ注意が必要なのがサポートが終了したバージョンです。
サポートが終了すると、ソフトに脆弱性が発見されてもアップデートが提供されなくなります。

こうなると、ウイルスなどの標的になりやすくなり、ネットに繋がる端末で使うのは危険です。
特に、MSOfficeのように、多くの人が使っているソフトは脆弱性が狙われやすい傾向にあります。

ネットに接続しない完全にオフラインで使うか、素直に新しいバージョンにアップグレードするしかないでしょう。

サブスクリプション版が主流になればこういう心配は杞憂に?

パソコンショップの売り場を賑わせているパッケージ版のOffice2016ですが、今は上でも話題に出しているサブスクリプション版のOffice 365 Soloという選択肢も有力になりつつあります。

以前も解説しましたが、月額か年額払って使用権を借りる方式で、使用中は常に最新のバージョンにアップグレードできるというのが特徴です。
以前の解説「MSOfficeにはどんな種類があるの?値段やパッケージの内容まとめ」

どれくらい利用している人が居るのかはまだわかりませんが、マイクロソフトがこれを主流にしたいというのは見て取れます。

実際に法人ではサブスクリプション版のOffice 365が主流になりつつあるといわれていますが、個人の場合はまだまだわかりません。

もしサブスクリプション版が主流になれば、少なくともアップグレードに掛かる費用はなくなります。
しかし、費用だけでなく、互換性の問題や、新しい環境による慣れとか不具合などもありますので、サブスクリプション版が主流になっても、やはりこのアップグレードの問題はなくならないでしょう。

結論!別にアップグレードしなくても良し!

長々と解説しましたが、結論を述べると、別にアップグレードしなくてもいいと思います。
ソフトがバージョンアップするのはメーカー側の都合なので、律儀にそれに合わせてアップグレードしなくてもいいでしょう。

アップグレードしたとしても、しばらくは使い勝手などに慣れも必要でしょうし、互換性など不具合もなきにしもあらず。

仮にアップグレードするなら、それはそれで、こっちの都合に合わせてアップグレードしちゃっていいと思います。

2016/02/05 13:06:05

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