HDD内のデータを復元不可能にする「Prevent Restore」

完全削除と並ぶ定番削除ソフトとして「Prevent Restore」があります。

このPrevent RestoreはHDD内に残っている削除されたデータや一時ファイルなどを、復元できないように完全に削除する機能を持っています。

海外のソフトですが、日本語にも対応しており、簡単に使用できます。
公式ダウンロードページ
http://privacyroot.com/programs/info/english/wfds-download.html

ダウンロードページは英語ですが、特に迷うことはないでしょう。


 *ダウンロードページの画面、クリックするとさらに確認画面がでるのでクリック

ダウンロードしたファイルを実行するとインストールが始まります。


 *ダウンロードしたファイルは.exe形式でそのまま実行可能

インストーラーは英語で立ち上がり、利用規約などは英語で表示されますが、そのまま進めてかまいません。


 *インストーラーの画面、そのままNextでかまわない

途中で言語選択画面が出てくるので「Japanese」を選べば日本語でインストールできます。


 *言語選択画面、Japaneseを選べば後は日本語

インストールの途中で、メールマガジン登録とユーザー登録画面を勧められますが、登録しなくても支障はありません。


 *メールマガジンの登録はしなくても問題ない

インストールが済むと、スタートメニューのプログラムの中にPrevent Restoreが追加されているので実行しましょう。

インストール画面で日本語を選んでいれば、そのまま日本語で立ち上がります。


 *立ち上げるともう日本語になっている、そのまま次へを選ぶ

まずは、削除したデータを復元不可能にするドライブの選択です。
ドライブは複数選択可能です、ドライブを選択し「次へ」でオプション画面に進みます。


 *ドライブの選択画面、正常終了したときの結果が知りたい場合もここでチェックする

オプション画面では、1ページ目で「標準」や「完全」、セキュリティレベルなどを指定できますが、1ページ目は基本的にはそのままでも問題ありません。


 *やや翻訳が怪しい日本語、セキュリティレベルは「拡張」「パラノイド」になるほど高くなる、日常的に使うのならば「標準」と「通常」の組み合わせでいい

2ページ目では、Windowsの作業中に発生したファイルをシャットダウン時に消去する設定、XPのみ作業中にスタンバイにならないように設定、ゴミ箱の中身も削除するかにチェックを入れます。


 *2ページ目、削除されたファイルの置換にある、DoDD 5220.22,米国軍事規格が説明にでてきた国防総省の方式基本的にはこれでいい、もっとも強固なのがPeter Gutmannアルゴリズム(35回上書きする)、ここまでくると時間もかかる

この他、削除するファイルの置換方法、標準では「スペースに置換」になっています。
安全な削除をするならより強力な方式に変更しましょう。

各種オプションを設定し、「次へ」で確認画面に進みます。


 *最終確認画面、問題ないか確認を忘れずに

ここで「次へ」を選ぶと削除作業が始まります。

削除作業中は、ドライブにアクセスしなように注意しましょう。

このソフトは、普段は「標準」で定期的、企業ならば、毎日の業務終わりに実行するようにし、月末や季節の変わり目などに「完全」で実行すると効果的でしょう。

家族で共有パソコンでも、プライバシーの保護は大切です。
使用した後に「標準」で実行しておくといいでしょう。

HDDの交換・増設について

データの消去・復元方法

このページの最上部へ