キーボードは万年筆!自分の手のごときキーボードを語りたい

管理人は結構パソコンで文章を書いているので、キーボードをかなり多用します。

最近ではスマホの普及からパソコンなんてそんなにいらないという人も多いですが、なんだかんだで文章を書くならスマホのフリック入力よりも、パソコンでキーボードをを使った方が素早く、長い文章を書くには適している! と主張したいところです。

そうなると重要となってくるにはキーボード!
人によっては文章書きの人でも「キーボードなんてなんでもいい」という人も居ますが、管理人はキーボードにはちょっとはこだわりたいと思っている派の人間です。

というわけで、今回は文章書きにとっては万年筆のごときキーボードをちょっと語りたいと思います。
レポートや論文に忙しい大学生や研究職、入力作業の多い事務職の人、その他もろもろ、文章を書くことが多い人は参考にしてみてくださいませ。
(あんまり参考にならないかもしれませんが)

まずは現在管理人が愛用しているキーボードと現状

まず最初に紹介したいのが、管理人が愛用しているキーボード。

メカニカルキーボード、CHERRYの茶軸採用キーボードです。
このCHERRYという名前を聞いたことのある人も居るのではないでしょうか?

CHERRYは、ドイツの電子機器メーカーで、キーボードのスイッチも作っている会社です。

正確には現在はZF Electronicsという自動車関連の会社に買収されたのでCHERRYという会社という表現は正しくないのですが、入力機器はCHERRYブランドとして残っています。

そのCHERRYのMXスイッチ、通称茶軸というスイッチを使ったキーボードが管理人の愛用キーボードです、

いろいろなキーボードメーカーがこの茶軸を使用したキーボードを多数リリースしていますが、現在管理人が愛用しているのは、中でもCHERRYの純正品、CHERRYから販売されていた(過去形)茶軸の日本語キーボードなのです!

回りくどい言い方をしましたが、ようするに、管理人はCHERRYの「G80-3600LXCJA-2」というキーボードを使っています。


↑使用感ありまくりの愛用キーボード

ちなみにこのキーボード、回りくどい言い方の時に(過去形)と付けたように今は販売していないキーボードです、実のところ日本語配列のキーボードが発売されたものの、あんまり人気が無く割とあっさりと販売終了してしまいました。

しかし使ってみると、バッチリ手に馴染む、とっても使い心地のいいキーボードです。
販売終了した今になって、後10個ぐらい買っておけば良かったと後悔しているところです。

茶軸スイッチの耐用打鍵回数は約2000万回といわれてますが、使用頻度の高いホームポジション付近のキーはたまに反応しなくなるほど酷使しているので、だましだまし使いながら新しいキーボードを探しているところです。

そういう訳で、探してみたCHERRYの茶軸採用の他のキーボードを紹介します。

いろいろピックアップした候補

CHERRYの茶軸スイッチを使ったキーボードはいろんなメーカーから販売されており、種類も様々です。
その中から、いくつか買うならコレかなーと思ったキーボードをピックアップ。

長い前置きついでに、キーボードのコツをひとつ「キーボード選びに重要なのは自分がどんなキーボードを必要としているか」です。
今回私が探しているのは、CHERRYの茶軸スイッチ以外にも「日本語配列」「テンキー有り」が必須条件、他には「PS/2入力とUSB両対応だとありがたい」というのがあります。

条件を絞るとだいたい候補が見えてきます。

ダイヤテック FILCO Majestouch2 FKBN108M/JB2

CHERRYのスイッチを使ったキーボードとしては、定番中の定番、FILCOのMajestouchです。
勝手な印象ですが、CHERRYのスイッチといえばFILCOのMajestouchというぐらい定番な印象です。

スペック的には日本語108キー配列で、日本語配列とテンキー有りの条件はクリア、入力もPS/2とUSB両対応で条件ピッタシです。

108キーということで、普通の日本語配列よりキーが1つ少ないですが、これは(いらない子と評判な)右側のWinキーが省略されています。
その分スペースキーが延長されていてスペースキーが押しやすくなっています。

CHERRYの茶軸スイッチを採用しているのはもちろん、2層のガラスエポキシ基盤に高精度のハンダ付けなどスイッチ以外の品質にもこだわっています。

コレ買っておけば間違いないレベルのキーボードですね。

今回は管理人の好みで茶軸で日本語のフルキーボードを選びましたが、ラインナップには他のCHERRYスイッチや英語配列、テンキーレスキーボードなども用意されています。

そういうキーボードが欲しい人は要チェックですね。

オウルテック OWL-KB109BM(B)IIB

一番気になっているのが、このオウルテックのOWL-KB109BM(B)IIB。

オウルテックは高品質に定評があるパソコンやスマホなど電子機器の周辺機器メーカーで、キーボード・マウス、パソコンのケースや電源、サプライ用品など多岐にわたる周辺機器を販売しています。

そんなオウルテックがリリースしたCHERRYの茶軸スイッチ採用キーボードがOWL-KB109BM(B)IIBです。

管理人は結構オウルテックの製品が好きなので、そんなオウルテックがCHERRYの茶軸キーボードを出したとなると気になるのは当然。
もっとも、発売したのはもう3年ぐらい前なんで、まだ買ってないとなると「大して気になってないじゃないか」とツッコミを入れられそうですが、この機会に買っちゃおうかなーとか考えています。

製品としてはやはり質実剛健、スペック的には日本語配列のフルキーボード、接続方式も問題なくPS/2、USBの両対応です。

欲しくなる大きな理由はその価格、茶軸のフルキーボードとなると価格はだいたい1万円ぐらいですが、このキーボードは安いところだと8千円弱といったところです。

この価格だけでもかなり心奪われるモノがありますね。

アーキサイト ProgresTouch RETRO(茶軸)

ちょっとした変わり種がこのアーキサイトProgresTouch RETRO。
ちょっと変わった日本語配列キーボードであり、独特の機能が搭載されています。

まずはディップスイッチでのキーの切り替え、背面にあるディップスイッチを切り替えるとことで、キーの機能を変更できます。

古風なユーザーから多く希望の声が上がっている

  • 左CtrlキーとCapsLockキーの切り替え
  • Windowsキーの無効
  • WindowsキーとAltキーの切り替え
  • Escキーと全角半角キーの切り替え

が可能です。

他に、右のWinキーの位置にFnキーが搭載されていて、このFnキーと他のキーを組み合わせるとメディア関連の操作などが可能です。

ハードウェア的な品質も確かで、キートップはコストの掛かる2色形成、これは品名にあるRETROの名の通りPC黎明期によく使われていた構造で、印字も消えにくくしっかりした肉厚のキートップは打鍵感もしっかりとしています。
基盤は2層のガラスエポキシ基盤と万全の作りとなっています。

こいうキーボードはわくわくしますね!
このProgresTouch RETROも他のCHERRYスイッチが用意されています。
こだわる人も安心ですね。

管理人はどうやって凌いでた?

さて、管理人愛用のキーボードはヘビーワークに耐えかねて、ホームポジションキーの一部が入力が効かない状態に陥ってしまいました。
具体的にいうと「G」のキーが全く効かなくなりました。

接点不良などではなくスイッチが完全に壊れたようで、うんともすんともいわなくなりました。
さすがに2000万回も「G」キーを押したとは思いませんが、Gキーだけ効かないという状況に…

結構文章を書く時に「が」とか打つのでGキーの使用頻度が高いですし、「グ」ラフィックとか「G」Bとかパソコン用語はやたらとGが付く単語が多いので難儀しました(なんぎのぎも「G」使いますね)

この状況をどうやって凌いでたかといいますと、当初は予備のUSBキーボードを接続して、Gのキーだけそのキーボードで入力するという七面倒臭いことをしていました。
苦肉の策だったのですが、冷静に考えるとGキーだけ他のキーボード使うよりも、多少使い心地が違っても他のキーボード使った方がマシじゃないかと気づいて途中から予備のキーボードを使い始めました。

そして強引な修理

とはいえ、使い心地が違うとタイピング速度も体感で3割減といったところ、入力ミスも多かったので、新しいキーボードの購入を検討…ではなく、使っているキーボードの修理ができないか検討しました。

メカニカルスイッチを採用したキーボードは、キー1個1個にスイッチが入っているため、はんだ付けができる環境ならその気になれば、スイッチを交換して自前で修理することも可能です。

さっそく、修理用に茶軸スイッチを買いに行ったのですが、どこにも売ってませんでした!

管理人は大阪在住で日本橋もすぐ行けるので、ネットの通販で茶軸スイッチを売ってる店の実店舗に行きましたが、店頭では扱ってないとのこと。
茶軸スイッチは1個100円もしない部品なので、さすがに送料払ってネット通販で買うのもバカバカしいと思い、店頭に行ったのにこのありさまでした。

諦めて通販で買おうかと思いましたが、ふと考えてみると、愛用のキーボードは日本語109キー配列のキーボードです。
109個のキーのうちいくつかはほとんど使ってないキーがあることに気付いて、そのキーとGキーのスイッチを交換することにしました。

実際に交換したのは、ほとんど押した覚えのない右側のWinキー、普段はたまに間違えて押すことがあって邪魔だと思っていたキーですが、今回ばかりは助かりました。

ハンダゴテとハンダ吸い取り器を手にしてキーボードのカバーを外して、GキーとWinキーのスイッチを付け替えて事なきを得ました。
Gキーも復活した上に、邪魔な右Winキーが反応しなくなって一石二鳥です。

とはいえ、強引な修理なことには変わりないため、新しいキーボードも買おうか検討している次第という訳ですね。

今回のまとめ

今回は管理人が使いたいキーボードをピックアップしました。

多分買うとしたらオウルテックのOWL-KB109BM(B)IIBですね。
いろいろいいましたが、なんだかんだで標準的なシンプルなキーボードを使いたいという気持ちが強くあります。

好きなメーカーだというのも大きな点です、なにげにこういった「好きなメーカー」があるということが、パソコンを楽しく使うコツでもあります。

スポーツ観戦の時に贔屓のチームや選手があれば見るのが楽しくなるのと同じように、パソコンライフを送る時は、好きなメーカーがあると楽しく使えるものです。

キーボードはまだまだ語ることが多いので、また何回か紹介すると思います。
乞うご期待!

2015/12/02 00:22:02

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