停電に備えてUPSを導入しよう

■停電時に電力を供給するUPS

UPSは無停電電源装置のことです。
簡単にどんな装置か説明するとバッテリーを内蔵した電源装置で、停電などで電力供給が途絶えた時でも、バッテリーから電力供給できる装置です。

停電時も一定時間バッテリーから電力供給できるため、停電でも急にパソコンの電源が落ちることなく、安全にシャットダウンすることができます。
一般で普及しているUPSであれば、バッテリーからパソコンに数分間の電力供給することができるのでシャットダウンには充分な時間です。

パソコンのような急にシャットダウンすると危険な機器の他、ひかり電話用の光回線モデムにも有用で、停電でも電話を使用することができます。

コンセントからの供給電圧を安定させ、電源関係のトラブルから電子機器を守ることもできます。

本来は雷に弱い機器ですが、最近では、雷サージ対策がとられた製品もあります、雷対策も一緒に考えて導入するとよいでしょう。

■数年毎のメンテナンスが必要

UPSはバッテリーを使用することで無停電電源の役割をこなしていますが、バッテリーは基本的には消耗品で、長期間使っていると電源容量が減っていくため、定期的な交換が必要となります。

バッテリーの交換は製品によってメーカーの推奨期間が違い、その作業はメーカーサポートで行います。
しかし、最近では個人への普及も進んできたこともあり、ユーザーの手で簡単に交換できる製品も増えてきています。

もともとは、主にサーバーで使われる機器で、使用するのは法人ほとんどだったのですが、最近では個人でも使いやすい製品が登場しており、価格的にも機能的にも気軽に使える個人向けの製品が増えています。
やや大げさな機器ではありますが、パソコンを安全に運用するのならば導入する価値がある周辺機器です。

個人でサーバーを運用するユーザーも増えてきているので、もしサーバーの運用を考えているのならばUPSも一緒に導入すると安心です。

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