BTOパソコンで見る今時のパソコン紹介2016

パソコンの流行りは移り変わりが早いですが、なんだかんだで、高性能パソコンには年ごとの定番というか、鉄板仕様というものがあります。

今回は、今年流行った構成のパソコンについて、適当なBTOパソコンを例にまとめてみます。

ここ数年の流行りは決まっている

ここ数年は、もう鉄板の構成は決まりきっていて、世代だけが違うという状況です。

具体的には、

  • CPUにIntel Core i7
  • メモリが8GBor16GB
  • SSD搭載
  • グラフィックボードはGeForceアッパーミドルからハイエンド

を満たした構成がここ数世代の鉄板です。

CPUとグラフィックボードを今の世代に当てはめるとIntel Core i7-6700にGeForce GTX1060〜1080といった構成です。

ただし、SSDの容量は年々大きくなってきており、少し前は、120GBぐらいで240GBあれば余裕があるところが、今は240GBぐらいがお手頃価格でそこまで頑張らなくても500GBクラスも余裕で搭載できるという感じです。

流行りの構成のモデルはこんな感じ

前述の流行りの構成のBTOパソコンを2点探してみました。

ドスパラ・GALLERIA XT


製品ページはこちら

CPU Core i7-6700
メモリ DDR4-2133 8GB(8GB×1)
チップセット H170
グラフィックボード GeForce GTX1060 6GB
OS Windows10
HDD/SSD HDD 2TB/SSD525GB
電源 AcBel製 500W/80PLUS BRONZE
標準構成価格 特価134,980円(税別)

定番の構成です。

CPUは前述のとおりの定番構成です、グラフィックボードはGeForce GTX1060の6GBモデルを搭載しています。
GTX1060は6GBモデルと3GBモデルがありますが、メモリだけでなくコアも違います。
6GB版は高性能なのでグラフィック性能もかなり期待できます。

標準ではSSDが付きませんが、キャンペーン中でSSDが525GB搭載されています。
こういったキャンペーンでSSDが今だけサービスというのもよくあります。

キャンペーンを利用してお得に買うのがBTOパソコンの正しい買い方です(極論)

メモリを始めとしたカスタマイズに妙アリ

惜しむらくはメモリの構成で、DDR4メモリが8GB1枚だけという構成です。
メモリは2枚1組で搭載すると高速化するため、どうせなら、カスタマイズで8GB2枚にして16GBにした方がいいでしょう。

標準の1GB1枚だけだとかなり中途半端です。
メモリを2枚の構成にしたらちょうど流行りの構成といった感じになります。

後はカスタマイズするとすれば、電源を高品質なモデルに換える、CPUクーラーを静音モデルに換えるぐらいでしょうか。

価格的に10万円台前半というのは、高性能パソコンの現実的なラインです。

ついつい予算10万円でと言いたくなりますが、実際のところは、10万円台前半ぐらいで見ておいた方がちょうどいいスペックになるのは、数年前から変わっていません。

ドスパラ・GALLERIA ZG 年末特別モデル


製品ページはこちら

CPU Core i7-6700K
メモリ DDR4-2133 16GB(8GB×2)
チップセット Z170
グラフィックボード GeForce GTX1080 8GB
OS Windows10
HDD/SSD HDD 3TB/NVMeSSD256GB
電源 Enhance製 800W/80PLUS GOLD
標準構成価格 特価213,980円(税別)

さらに高性能なモデルになるとこうなります。

CPUは、オーバークロックに対応した、Core i7-6700Kに、グラフィックボードはGTX1080になります。
通常考えられるパソコンでは、最高性能に近い構成で、これより上になると、CPUはサーバーやワークステーション向けのプラットフォームになるか、グラフィックボードを2枚搭載するSLI構成だとかになります。

メモリは8GB2枚の16GBで、デュアルチャンネル構成なので高速動作します。

NVMeSSDの搭載

特筆すべきは256GBのMNVeSSDを搭載していることです。
従来のSATAでは対応できなくなってきたSSDの高速化に対応するためM.2スロットに対応したSSDです。

今までは高価だったり、M.2スロット搭載マザーボードが少なかったり、OS(Windowsでは8.1以降)の対応が必要だったりしましたが、
搭載マザーボードも増えてきて、SSDも安くなり、OSのもWindows10の普及で問題なくなりました。

なお、このモデルは、Windows7搭載構成も選べますが、そちらではOSのがNVMeSSDをサポートしていないのでSSD構成は選べないようです。

全体的に完成度が高いがカスタマイズもアリ

CPUクーラーは標準で静音モデルにカスタマイズされています、というより、i7-6700KのようにKが付く型番のモデルには標準のCPUにクーラーが付属しないのですが。

電源も800Wで省電力な80PLUS GOLDとなっています。

こんな感じで、標準のままで非常に高性能なパソコンとなっています。
この内容で20万円ちょっとというのは魅力的で、ボーナスの使い道としても金額的にも内容的にも満足感があるパソコンです。

ちなみに、カスタマイズの必要性はありませんが、余地はあります。

ここまで高性能なら、メモリも32GBにカスタマイズするのも良い選択ですし、CPUクーラーも水冷モデルなどにするのも魅力的です。
蛇足感もありますが、管理人ならば、電源を品質まで考慮してSeaSonic製の860Wにしたいところです。

このように高性能なら高性能で、さらにこうしたい!と思うのがハイエンド構成の魅力です。

こんなに高性能必要なの?

流行りの構成を紹介したところで、当然あるべき疑問が浮かぶと思います。
高性能パソコンを買うと決まって、本人か周りの人物が「そんなパソコン何に使うの?」と当然のごとく疑問を投げかけます。

ここできっぱりと答えましょう。

必要だと思う人には必要!
必要なくても欲しいなら買ってしまえ!

実際のところ、高性能なパソコンの性能を実感するには、一番はベンチマークテスト、二番はゲーム、三番はエンコードなどのファイル変換といったところです。

こういった高性能パソコンの購入は、どちらかといえば、スポーツカーの購入に近い感覚があります。

ゲームやエンコードといった、実用的な用途があるだけスポーツカーよりも遥かにマシだと、カーマニアに怒られそうなことをいいつつ、欲しいのなら必要かどうかなんて考えないで買ったほうが良いと思います。

どうせパソコンなんてしょっちゅう買い換えるものでもないので、たまに買い換えるならちょっと高性能なパソコンにしておいた方が賢明です。
…値段的にはナショナルブランドパソコンの低スペックなモデルと同じぐらいですし

「今は買うな、時期が悪い」と言われたけど

こんなパソコンで何をするの?と言われることと同じように、パソコンを買おうとシている人に投げる言葉の常套句として、「今は買うな、時期が悪い」という言葉があります。
なぜ時期が悪いかというと

  • 新製品が出たばかりで高いから時期が悪い
  • もうすぐ新製品が出て現行が旧式になるから時期が悪い

というのが常にあります。
そもそも、この二つの理由はよく読めば矛盾しています。

この話を鵜呑みにしてしまうと、発売して値段が落ち着いたタイミングでしかパソコンが買えなくなってしまいます。

パーツ単位で言うと、常にどこかしらのパーツが発売したてで、どっちかの時期が悪い期間に入ってしまいます。

ぶっちゃけ、パソコンは製品サイクルが早いのでいつ買っても時期が悪いと言えば悪いですし、いつ買っても良いと言えば良いです。

新製品が出たばかりは、最新の性能を長い期間使うチャンスで、減価償却を考えるとそんなに悪くありません、少し高くても、値段が落ちるのを待ってる間にパソコンを使っていられるともいえます。

また、もうすぐ新製品が登場するタイミングは、値引きやキャンペーンが多く打ち出されるのでお得に手に入るチャンスが多くあります。
発売から多少期間が経っているということで、不具合の情報なども出揃った枯れた時期になっているのでトラブルが少なくて済むという利点もあります。

明らかに悪い時期はせいぜい、現行製品の価格改定が発表されて、少し待てば明らかに値段が下がる時ぐらいです。

今が買い時という、タイミングもある

逆に、明らかにいいタイミングもあります

  • 年末から新春にかけての商戦期
  • 新生活の買い替え需要や4月決算の店舗の決算セールを狙った春
  • 特価品を多く売り出すゴールデンウィーう商戦期、夏のお盆商戦
  • 秋の半期決算のセール

などです。
これに加えて、新商品の発売タイミングなどもあるので、どちらかというと、悪い時期よりも良い時期の方が多いような気がします。

ネット店舗ではなく、実店舗では商戦期以外の閑散期に予算づくりのために掘り出し物的な特価品を用意したり、以外な値引きが期待できることもあります。

どれくらいこのパソコンは使える?

よくある質問ですが、確かに買う前に気になる点です。

今までの傾向から言えば、CPUさえしっかりしてメモリを十分な容量確保しておけば、グラフィックボードを常に最新のに載せ替えながら3年ぐらいは一線級の性能を保てます。

最近は、CPUの性能はそこまで上がらない傾向にあり、さらに次世代のCorei7-7700Kもそこまで大幅な性能向上もなさそうなので一気に陳腐化するということはありえないと思われます。

もし、大幅に性能が変わることがあるとすれば、今までの4コアCPUからコア数が増えて、6コアや8コアが普通になったときでしょうが、次世代ではまだそうはならないので性能が不足すると感じるのはCPUよりもグラフィックボードの方です

普通に使うだけなら、5年以上経っても快適でしょう。
少なくとも、Windows10搭載であれば、2025年のMicrosoftがアナウンスしているWindows10のサポート期間の間は十二分に使うことができるはずです。

故障しにくく安定性の高い電源をカスタマイズなどで選んでおけば、故障することなく、ハイエンドのグラフィックボードを載せ替えても安心です。

SSDの容量はどうなる?

基本性能に関しては、CPUの性能はここ数世代性能向上速度が鈍化しているので、しばらく変わらないとは思いますが、グラフィックボードは世代ごとの性能向上が大きいですが交換は簡単です。

もし、大きな変化があるとすれば、SSDの容量や速度でしょう。

SSDの大容量化はここ最近目覚ましく、500GBクラスが普及価格帯です、1TBですら容量単価でいえばそこまで高価でもなく、大容量低価格化は続くでしょう。

SSDには、OSの他にプログラムも多くインストールし、さらに最近はゲームのでデータも膨大になっているため、ある程度大容量が欲しくなるところです。

以前は、OS+他のプログラムで、SSDの容量も120GBもあれば十分運用できていましたが、最近ではいろいろなゲームをインストールするなら、もっと大容量が欲しいと思うことは少なからずあります。

1つ1つのゲーム本体の大きさもさることながら、MODで色んなデータを追加する遊び方をすることも多くあります。

Steamのようなゲーム配信サービスでは、多くのゲームが配信されており、さらにセールなどで結構まとめ買いして、数をインストールすることも多々あります。

CPUはそのままでも十分満足でも、場合によっては、システム用のSSDを交換したいということになることは十分ありえます。

マザーボードやメモリは?

現行のCore i7を搭載しておけば、グラフィック性能は不足に感じても、CPU性能に不満を持つことはあまりないでしょう。
少なくとも、次世代ぐらいのCPUに換装しても性能の差は実感できないと思います。

なので、換装したくなるのはグラフィックボードぐらい、グラフィックボードは交換も比較的簡単です。

では他の部分はどうでしょうか?

交換するパーツとなると後はマザーボードですが、はっきり言って、マザーボードの交換なんてするもんじゃありません。
せいぜいCPUを互換性のない数世代先に交換するか、ワークステーション向けの上位プラットフォームに換装したい時に丸ごと換えるぐらいです。

正直なところ、マザーボードを換えるぐらいならパソコン毎買い替えた方がいいと思います。

ではメモリはどうなのか?ということですが、メモリは増設はしても交換することはあんまりないと思います。

このクラスの高性能パソコンは、メモリは4スロットあり、2枚1組で使うのが普通だと前述しましたが、言い換えると、最初から2スロット使ってて、あと2枚増設する余地があるということです。

なので、十分増設する余裕もあるので交換までは考えなくてもいいでしょうし、DDR4メモリは最近普及しだしたところなので、値段的にも入手性ももうしばらくは大丈夫でしょう。

ちなみに、GALLERIA XTみたいに、メモリ1枚構成のパソコンは最初からカスタマイズするか、そのままの構成で買った場合でも早めに1枚メモリを追加した方がいいと思います。

マウスコンピューターのBTOパソコンなどでも、メモリ1枚が標準構成のパソコンは見かけるので、そういった場合も同じメモリを買ってきて増設しましょう。
容量以上にメモリ速度が飛躍的に向上して快適性が上がります。

メモリの増設作業は簡単なので、自前でも気楽に増設できます。

まとめ

2016年流行りのモデルを紹介しました。
CPUはすでに市場に定着して、マザーボードやメモリの価格も落ちつたCore i7-6700。
グラフィックボードは今年の夏に発売されたモデルで、モデルが出揃い価格も落ち着きました。

これらを採用したモデルはBTOでも人気が高い構成で、価格的にも値ごろ感も出てきたところです。

とりあえずは、これらのパソコンを買ってしまって不満はないでしょう。
ネットで購入相談すると、こういうモデルは叩かれることも多いですが、そういう人は何を買おうとしても文句しか言わないので気にしなくても大丈夫です。

流行りのモデルだけあって、購入したあともしばらく安心なモデルです!

2017/01/09 18:59:09

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